大人だって・・・
じつは、大人のアトリエもボチボチやっている。
アートセラピーっていうと みんな病気の人がくる所って勘違いしてるけど。
病気の人は、来ていない。
いたって健康な方。
ただ、私を含めてみんなそうだと思うけど、
健康とか 病気とか そんなの関係なく日常生活のストレスとか
不安とか 小さな悩みとか、愚痴とかってあると思うんだよな~。
それって、身近な人に言えるようでいて
実は以外に相談とか出来ないもの。
例えば、家族の不満を連れ合いに 毎日言ったら。。。どうなる?
きっと 最初は聞いてくれるけど、毎日になるとそのうち相手が切れちゃう。
下手したら、よそに安らぎを求めにいっちゃうよな~。
友だち同士だってそう。
親友だと思っていた友達に いろんな事を相談したら
第三者に知れ渡っていたり・・・。
大人のアートセラピーって 子どものように ただ創ったり描いたりして
終わり。。。という訳ではない。
作品になったものを もう一度見直して 振り返ってみたりする。
文字や言葉に表現しなおす事で、見えなかったものが見えてきたり
気が付いたり・・・。
一度 その心地よさを体験すると、
どんどん表現する事が楽しくなってくるから不思議なんだけど・・・。

この 写真もそう。
模造紙にペタペタと単色を塗っているうちに
夢中になって 色を重ねていった。
我を忘れるくらい 夢中に重ねていた。
「何かは、わからないけど 塗りたかったんですよ~(o^_^o)」
そんなんで いいと思う。
理由もなくただ塗りたい。
ゆっくりと時間が流れているというひと時が、
たまにはあっていいんじゃないかな~(o^_^o)
したいことに理由などないよね
って聞かれると
なんか適当なこと言わないといけない気がして
「~~だから」
っていうけど
ホントは
したかったからしたんですよね。
でもその答えでは
大人はなかなか納得してくれなかったりして・・・
ホント頭を空っぽにして
夢中になれるっていいですよね
そう言ってくれる所ってないですよね~
割った事が、ありました。
その時に、校長先生が私に言った言葉。
「子どもがやったいろんな事は、その子なりの
理由がちゃんとあるんですよ。
割りたかったから、割ったという事だってちゃんとした理由なんですよ。ただ、良いとか悪いとかの前に、その子が割りたかったという心に寄り添ってあげる事が、大切なんです。受けとめてあげてから、危ないから・・とかって言わなきゃね~」
「「なんで?なんで?」と責めたって、子どもは
大人が納得する理由なんてないですから。。。」
と言われました。
なおさんのコメント読んでて その言葉を
思い出しました。
妙に肩の力が抜けて 気が楽になった瞬間でした。
そんな単純な事すら、わかってくれる人。。。
少ないですからね~(o^_^o)