「学校」
不登校になる子が増える。。。
ということよりも 実は
「18歳以下の子どもの自殺がもっとも多かった日」ということが
明らかになったという内閣府からの発表がありました。
悲しい選択です。
でも 今の現状は・・・ 「学校」というところは
なかなか厳しい現実が渦巻いている所だと感じます。
私たち大人が 子供だった頃。
「学校」へ行くことは 当たり前で 行かなければいけない所でした。
もちろん、今もそれは変わらないと思います。
ですが・・・。
見方を変えてみて思うんです。
本当に 行かなければいけない所なんだろうか・・・。
学校に行くことができなくても 生きていくことはできる。
学校で学べなかった事でも 違う形で学ぶことはできる。
周りにいる いろんな大人の人に 生きていく知恵をもらうことはできる。
学問を習得できなくても 興味があれば学びなおしはいくつからでもできる。
そう思うんです。
実際に 学校法人で義務教育の方法ではなく 違った形で子供の生きる力を
つけてくれるところは あります。
横並び一線で みんなと同じように同じことを学び 競い合い それに合う子は
それでいいと思うのですが、合わない子供は本当につらい思いをしています。
子供が不登校になり 久しぶりに学校に行って 教室に入ったら
自分の机は 教室の前の隅におかれ 先生からの一言は
「○○さんが、久しぶりに学校に来れました。みんな また仲良くしてください」
と言われたそうです。
それが 原因で 二度と教室に入れなくなりました。
学校にいけなくなる原因は 「いじめ」だけではありません。
些細な事が きっかけだったりもします。
その子 その子により違います。
それに 行けなくなった理由なんて その時点では本人にはわからないんです。
それでも 大人は原因を追究しようと必死になります。
確かに 原因があるから 結果はあります。
いろんな原因を追究することで 親子で苦しむことだってあるんです。
「今は行けない」
その現実を受け止める所から はじめなければいけないと思います。
「今は行けない」「行きたくない」
それでいいじゃない という所から 始めなければいけないと思います。
大切な命を 自分で絶つという選択をするくらいなら
学校なんか 行かなくてもいい。
学校行かないまま 大人になっても 生きる知恵をいっぱいもらえばいい。
せっかく 生まれてきたんだから。
生き抜いてほしい。
発展途上国と言われている国の子供たちは 学校にいけない子は
たくさんいる。でも 大人になり ちゃんと生き抜いている。
アトリエに来ていた子の中にも 学校に行けなくなってしまった子もいました。
それでも 義務教育中はずっと行けなかったけど その行けなかった期間があったから
また 前に進もうと自分で決めて一歩前に出ています。
今は生活を楽しんで生きる事を満している子が何人もいます。
しんどかった期間があったから 人の気持ちも理解できる優しい子になり
周りの大人の人から信頼されて任されて 頼られている子が何人もいます。
学校に行けなくても いいんです。
大丈夫。
アトリエやって 10年。
そんな子供たちと関わってきて 自信を持ってそう言えます。

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