雁字搦めの「頭(思考)」
私が、やっているのは 色彩心理を基本にした 絵を描いたり
ぬりえをしたり・・・その他「創作」活動が中心のアートセラピーです。
元々 インテリアコーディネートの世界で動いておりました。
インテリアコーディネーターの勉強をし、そのノウハウを現場で生かしたいと
夢を持って現実の世界に足を踏み入れたのは 今から23年前でした。
その後 10年程経った頃 福祉住環境への仕事も増え始め・・・と
インテリアコーディネートの話は ここではしませんが、
その仕事をしながら「色彩」が 人に与える影響というものが
どれほど 大きいものかを痛感した次第でした。
今でも細々とインテリア及び福祉住環境の介護リフォームの仕事は
手がけております。
「アートセラピー」の世界のみで 仕事をしていたのなら
もっと どっぷりとこの世界の事を追求していく時間もあるだろうに…と
思う事もあるのですが(笑)。
反面、インテリア関係の仕事をしているからこそ 分かることもあります。
それは、普通の「仕事」をしていると 忙しさに流されて
「自己と向き合う」という時間がない。。。という事です。
「人」を忘れてしまう。。。と 言ったらいいのでしょうか(笑)。
数字の世界といいますか・・・。
もしかしたら、その日一日(笑顔)になる事すらない・・・という日もあります。
「表情筋」が動かない・・・。
パソコンとカタログとにらめっこ・・・。
困ったものです(笑)。
絵を描く事があっても あくまでも 現場の状況を 頭の中にイメージする為の
簡単なスケッチ。。。頭の中は 常に詳細ディテールの世界。
そんな日々を送っていると
「アートセラピー」と言って いきなり 何かをイメージして 色を塗りましょうと
言われても 手が出せない・・・。という状態になるんです。
頭が固まってしまっている感じです。
そうなると 考え方に「幅」がなくなっていき 気がついたら
「こうじゃなければいけない」とか
「こうあるべき」とか
「これが当たり前」とか・・・。
いつの間にか 自分で決めた「決まりごと」に縛られて
がんじがらめになってしまいます。
その上 悲しいことに、がんじがらめになっていることにすら
気がつかない・・・。
そして 自分で自分を追い込んでいる・・・。
今の世の中 そんな感じなんだろうな・・・という体験をいつもしている(笑)
という事です。
だからこそ「自分と向き合う」という作業の必要性を
とても痛感しております。
それと もう一つ。。。
「頭」が固まって 「イメージできなくなる」。
なんだか 頭が 肩こり状態になる・・・そんな感じです(笑)。
頭が肩こりの状態の体験と 頭が綿菓子のようにふわふわの状態と・・・。
両方を体験している私が 感じるのは。。。
頭が肩こりの状態でずっといたら。。。
病気になるな・・・と痛感。。。
凝り固まった「脳」を ほぐしてやらねば・・・(笑)


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