人 それぞれの・・・
子供の事だけではなく
自身の事を お話されに来る方も
いらっしゃる。
世の中的には、非難されるであろう内容でも
良し悪しは、横に置いておいて
まっさらな状態で話を聞く。
クライアントは、「解決」を
望んでいるわけではない。
ただ、誰にも言えない心のうちを
どこかで吐き出したいのである。
個人的な考えは その間には
入れることなく 話を聞く。
話を聞いていると 見えてくるものがある。
クライアント自身の揺るぎない「想い」だ。
世の中の良い・悪いに流されて
自信がなくなり 自分の「想い」は、
心の奥底に閉まってしまう。
「自分は本当は こうしたいんだ!」
そんな想いを知った所で
特に背中を押すことも 止めることもしない。
それすらも 自身で決める事である。
カウンセリングは、「技術」だと感じる。
そこには、私の個人的な感情は、
入れてはいけない。
あくまでも クライアントの考えを整理整頓の
手伝いをするのが役目である。
そこから クライアント自身が 自分の想いに
気付き歩き出して行くのだ。
歩き出した道が 私の個人的な考えと
真逆であっても それが正しいのか
正しくないのかなど 余計なお世話なのだ。
歩き出した結果
クライアント自身が 幸せで楽しいと
感じるならそれは それで正解なのだろう。
人それぞれの想いや考えがある。
自分の「ものさし」で 相手をみてはいけない。
自分の「ものさし」で
クライアントをみて 考えを押し付けるように
なったら・・・私は この仕事を続けられない。
自信を持って言える事は・・・。
人の事をとやかく言える程
私の足元はしっかりしていない笑。
どちらかと言えば
グラグラである。
グラグラで 倒れる寸前なのに
必死で立っているから この仕事が出来ると
自負している。