思春期
今まで とってもいい子だったのに なんだか すごく 反抗的で突っかかってくる(笑)。
あ~言えばこう言う、こ~言えば・・・
親として 本当に戸惑います。
ただでさえ 家事で忙しいのに 子供がイラッとする原因をつくる。。。
何かに付けて「イヤ!」「ヤダ!」「やりたくない!」
怒れば怒るほど 言うこと聞かなくて・・・。
その上 なぜか 怒られるような事ばっかりして・・・。
「怒られたいのか???」
と首をかしげたくなるほど どこまでも 怒られることを繰り返す。
「幼児虐待」の文字が頭をよぎる・・・。
(あ~なんか 虐待って言われても 叩きたくなる気持ちがよくわかるわ~・・・)
なんて 思ってしまう。
子育ての「壁」ですね(笑)。
過ぎてしまえば 懐かしい時期なのですが 今の現状がその状態の方々は
笑っていられないです。毎日毎日が 戦いですから・・・。
そんなこんなやっているうちに その嵐のような反抗時期も過ぎ
いつのまにか落ち着いて そこそこ平穏な日々がやってきます。
そして何年かがすぎ 次に来るのは 小学4~6年の頃でしょうか・・・。
これまた 同じく 親としてイライラさせられる日々が続きますね。
いろんな 情報から得られることは 頭では理解でできるけど なかなか
心がついていかないのが現況です。
小学4~6年生ともなると 子供であっても 一人の「個」として考えなければ
いけない時期に入りつつあるのではないかと感じます。
毎日一緒にくらしていると そのような考えは しているようでいてしていないものです。
というより「できない」・・・と 言う方が正しいかもしれません。
(いつまでも 子供扱い)という状態。悪いとは言いませんが 子供側にしたら
「ウザイ」・・・の何者でもないでしょうね。
さて 前置きが 随分長くなりました。
2回目の反抗期が過ぎ去り「思春期」と言われる (ほぼ大人)の時期。
第三者からみたら 立派なお兄さんでありお姉さん。。。
でも 親からしてみたら なんにもできない子供。。。
いわば(子どな?)(笑)。。。
この時期になると 子供の側は こころが大きく変わるようです。
というより 変わっているけど 言葉に出していないだけ・・・。
そんな感じがします。
「親」を一人の「人」として捉えていると言ったらいいでしょうか・・・
「人対人」の接し方が必要になる時期なのに 親側は 今までと変わりなく
ズケズケと子どもの心に土足で踏み込んでくる。
一人になる時間が欲しいのに 「悪い事を企んでいる」
「何を考えているのか心配」などという理由で
必要以上に関わろうとする。
親の(こころの)都合で ズケズケと入り込んでしまう。
私自身も人の親。。。「親」としての 心配な気持ちは重々理解しております(笑)。
思春期の頃の子どものアトリエの時間は 創作に没頭する子もいますが
ずっと話をしたがる子どもも多いです。
カウンセリングタイム・・・といった感じです。
この時期は「親」ではなく 「第三者の大人」がとても重要な時期のようです。
自分の「本心」をさらけだして言える第三者の大人。。。
中立な立場で物を捉えることのできる第三者の大人・・・。
創作教室ですが ただ 話をするだけのアトリエの時間。
ですが 他と違うのは 創作だけではない・・・。
ここは カウンセリングができるアトリエです。
カウンセラーがいる「子どものアトリエ」です。
思春期に入り 心がとってもデリケートな時期にさしかかった子供たちの
話を じっくり聞いて上げることのできるアトリエです。
子どもの悩みと言うのは いじめにあってるとかという事ばかりではありません。
いじめにあってなくても 普通に学校に行っていても それぞれにそれぞれの
悩みや不安 疑問などたくさん湧いてくるものです。
自分の想いは間違っているのか、こんな事を考えるのはいけないことなのか。
小さな事から大きな事 そして 親への想い。
「嫌い」じゃないけど 今は「イヤ」・「ウザイ」。。。自立期に入った証拠ですね。
それらの 想いをじっくり聞いてあげられる時間が大切なんだなと感じています。
悩みを話せるのには 信頼関係が必要です。
小さい頃から 通っていたアトリエだからこそ そういった悩みを
なんの壁もなく くつろぎタイムの中で 子供たちは話していけます。
楽しいことや嬉しいこと がんばれた事 自慢したいこと・・・たくさんたくさん
話しています。
たくさん 話をして 帰る頃には
「あ~先生に話して すっきりした!」
そう言って 満面の笑みでアトリエを後にします。
その笑顔をみていると アトリエっていいなぁ・・・と 嬉しくなります(笑)。
title : 「二人の白雪姫」


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theme : セラピー&ヒーリング
genre : 心と身体