考え方の「クセ」
毎月1回のペースで 「大人のアトリエ」を
のんびり開催しております。
先月のアトリエ時。
「人間ウォッチングってしますか???」という話題に。
「どんな時に どんな所で 人間ウォッチングしてます?」
「そ~だなぁ。運転中の信号待ちで ボーッと歩いている人を見てるかなぁ」
「ふ~ん(笑)。どんな人を見てます?」
「う~ん。。。高校生くらいとか カップルとか 特に決まってないけど」
「じゃぁ…その人たちを見ながら 何を考えています?」
「そうだなぁ。あの女の人に あの彼氏なんだ…
釣り合わないじゃん…Σ( ̄⊥ ̄lll)とか
あんなに足が太いのに あんな短いスカートはいて恥ずかしくないのかとか(笑)。
なんか 私って批判ばっかりですね(笑)」
その方は、ぱっと見た感じ そういう思考の方のようには
とてもお見受けしないので 意外で思わず笑いあってしまいました。
その話を聞いていた もう一人の方。。。
「私はですね~。いかにも釣り合わないカップルをみていると
この人(イケメンとか美女)は、幸せだろうなぁ~・・・って思うんです。」
「え???美しい人の方が幸せだろうなって思うんですか?
どうしてですか?」
「だって もし相手(彼氏・彼女)がビジュアルの美しい方の場合
自分がモテるのを知ってるから 自分が素直に一生懸命愛情表現しなくても
相手がしてくれるから する必要ないじゃないですか。
でも イマイチの方は きっと一生懸命愛してくれると
思うんですよ。見てくれがイマイチの分 愛情表現が素直だと思うんですよ。
そういうカップルって見てるとイマイチの方が、
しっかり手をつないでいたり、肩を抱き寄せたりスキンシップしてますから。。。」
「あとですね~。足の太い人が ちょんちょんのスカート履いてるのは
羨ましいかなぁ~。あたしには その勇気がなかったから履くことができずに
この年になってしまって・・・。この年齢じゃ 履きたくても社会の迷惑だし(笑)」
そのあとも 話は膨らみ、
ショッピングモールでの 人間ウォッチングの話になり。。。
「奥様方の 買い物袋もボーッと見てるかなぁ~。
インスタントばっかりじゃん(笑)とか」
「そうそう。買い物袋見る見る!
ここは大家族かぁ・・・今日はカレーかなぁ~とか、鍋かなぁ~とかって。」
「え???メニューを想像するの?」
「そう(笑)。うちは何しよっかなぁ~って(笑)」
「そっち?(笑)。私なんか そっちへはいかないなぁ~。。。
どちらかというと人のアラ探ししてる感じだなぁ~(笑)。
インスタントとかフライとかばっかだと 料理しないのかしら?とか」
「嫌だわぁ~・・・私って、人の悪いところばっかりに目がいくのかも(笑)」
なるほど。。。
同じような シチュエーションのものを見ていても
思いはいろいろなんですね(笑)。
人間ウォッチング・・・奥が深いです(笑)。
考え方のクセを発見できて 笑ってしまったひと時でした。

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theme : セラピー&ヒーリング
genre : 心と身体
成長を感じます
みなアトリエ歴の長いお子さんばかり。。。
アトリエを ずっと続けていると その時期その時期に
特に多くなる創作があるのですが・・・。
ちょうど 年が明けてから 3、4ヶ月は「水」と「絵の具」を
使った創作活動が多くなります。
年齢に関係なく 不思議と「水」と「絵の具」の組み合わせが人気です。


それが 今年は ちょっと違っておりました。
どの子も 「水」と「絵の具」で
ただただ 色を作っている・・・という活動ではなく
工作・・・立体の作品を時間をかけてじっくり作る。。。という活動が
目立ちました。

黙々と集中して創作に励む子もいれば
ずっとしゃべりっぱなしで創作に励む子もいます(笑)。
アトリエでの活動・・・。
時間内に何かを作るもよし、ただただ色紙をばらまくもよし、
寝るもよし、話をするもよし・・・。


大人から見れば 何をしているんだろう???と 無駄な時間に
見えてしまうような そんな ゆる~い活動時間であります。
これに何の意味があるのだろう???
そう 感じてしまうくらい ゆるい時間です。
このような ゆるい時間を過ごすだけのアトリエに
その時に活動してきた事全てに 子供たちの中に意味があったのだとわかるのは
何年も経ってから・・・。
子供たちの中に しっかりと根付く「揺るぎない自信」。
子供のこころの成長は 一朝一夕に育つものではありません。
新しい事へのチャレンジ精神。
そして 失敗を恐れず 前に進もうとする力。
アトリエを開いて ずっといろんな子供たちを見てきて
改めて「こころの成長」ができる所が「アトリエ」なんだと実感する次第です。
アトリエを卒業した子供たちが どこかで立ち止まり続けるのではなく
自分のスピードに合わせてしっかりと成長している様子を聞くたびに
あの時にやってきた ゆる~いあとりえの時間の大切さというものを感じます。

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