みんながんばってるんだな~
新しい生活を始めた子どもたちも、何人かいるけど
その中で、産まれて初めて社会生活に入った子がいる。
その子を見ていると自分と同じだと思う。
私も新しく始めた仕事は、未知の世界のもの。
一つ覚えて、やれやれと思うとまた新しく覚えなければ
いけないことが、出てきて極度の緊張状態になることも。。。
今日は、寿命が縮むくらい緊張した1日だったのだが、
仕事が終わって休む間もなくアトリエが始まった。
アトリエが始まって 絵の具遊びを始めたその子が、
選んだ色は緑色。
そしてその中に赤をたっぷり注ぎ込む。
目がチカチカするほどの対比配色。
色(配色)には、心理的な意味というのがあるが、
正直、決まりと言うものではないので
決め付けることが出来ない場合も多々ある。
だが、その子の場合は、この対比の配色に出てくる
心理がそのまま当てはまる状態である。
(お母さんとのお話の中で、その事がよくわかった)
顔は、笑っているけど 本当に一生懸命頑張っているんだと
感じる。こんな小さい子が、現実に立ち向かっていく姿を
みていると、私もめげちゃいけないな!明日もがんばろ!と思う。
( ̄0 ̄)/ オォー!!
ほんとうは・・・
一度は通る道がある。
絵の具のドロドロ遊び・若しくは汚い色水遊び。
表現のダイナミックさに個人差はあるにしろ、とにかく一度ははまっている。
それも、一回だけではない。毎回、毎回アトリエの日は、その表現をする。
お母さんはというと、正直言ってオロオロ状態。
口は出したら駄目なんだろうけど気になってしょうがないといった所かな~。
で、そういう時は「お母さん、お買い物にでも行って下さってもいいですよ」
「観てると、気になるでしょ~(o^_^o)」と お母さんに退室をさりげなく
勧める。
お母さんが、戻ってきた時には目が点になるほどすごい状態。
で、子供たちに聞いてみる。
「ね~。これってどお~?汚い?それとも綺麗?」
「え~。綺麗じゃ~ん!。先生~。拭いたら駄目だよーっ!」
「はいはい。拭かないよ(o^_^o)」
歩くスペースもないくらい真っ黒になるんだけど・・・。
子供たちから観るときれいなんだって・・・。ハハハ。
お母さんに、お話を聞くと
「こんな姿を見たのは初めてです・・・・・∑( ̄[] ̄;)」
「いつもは、こんな事はしないんですよ。ちょっと汚れるとすごく嫌がって」
なんだって・・・。本当は、こんなのしたかったんだな~
(〃⌒∇⌒)フフフ

(*ちょっと見難くくてごめんなさい ( ̄∇ ̄*)ゞ
全部絵の具です。もちろん本人もドロドロです。)
絵(色)は心のことば
2人やってきてくれている。
二人とも6歳。
と、いっても一人はこの間入会したばかりだけど。
ずっと 通って来てくれているお友達は、
とても軽いので、会話もちゃんとできるし
こちらの言う事も理解できる。
でも、字を書いたり絵を描いたりというような
道具(筆や鉛筆)を使っては、殆どしない。
うちのアトリエは、気の向くままに創作だから
別に道具を使おうが、手でやろうが、いちいち指導や
強制はしない。
だが、最近入会してくれたお友達は、
言葉もうまく喋る事はできない。こちらの言葉も理解しているか
どうかがちょっとわからない感じ。
だけど、とっても絵が・・・というか絵の具が大好き!
ひたすら、もくもくと筆を走らせている。
字も書ける。(お~~~~っ!と感動してしまった。)
二人の様子をみていて感じた事がある。
言葉で表現できる子の方は、絵を描いたりすることは殆どない。
ひたすら、絵の具を絞るとか、色水を床にばらまくとか
折り紙や粘土などの創作が多い。
その子は、自分の気持ちは相手にちゃんと言葉で伝えられるし
相手の言葉も理解できるから、意思の伝達ができる。
だが、もう一人のお友達はそれが難しい。
だから、「絵」が 唯一の彼の言葉だったのだ。
何気なく創作しているもの全てが彼の心なのだろう。
これは、きっと神様がくれた素敵な贈り物なのかもしれない。
分析が、どうのこうのではなく 一生懸命伝えようとしている
姿を認めていってあげたいと感じた。
「うまくできたね」
「きれいだね」
「いっぱい 描けたね(o^_^o)」
こちらの言う事は、確かに一方通行だが
きっと伝わるだろうと思いながら、声を掛けている。
これは、言葉が話せない小さな子どもにも通じるものだろうと
思った。だから、「絵(色)は心のことば」なんだろうな~
心地いいこと
段々無理が出てきた。まず、日にち。
空きがなくなってきたのだ。
空きがないという事は、ほとんど
「毎日アトリエしている状態」に
なってきてしまった。
さすがにこれでは、私自身に余裕がなくなる。
それに、子ども達も他のお友達の存在が
気になってきたのである。
で、4月からは何人かのお友達が一緒にアトリエを
する事になった。
最初はギクシャクした雰囲気で大丈夫か?
とも思ったけれど、子どもは、慣れるのが早い。
それに、いい相乗効果もあった。
一年半近く通っている子なのに、絵の具を使った事が
ない子がいた。それが、一緒にアトリエをしていたお友達が
ハケを使って、気持ち良さそうにノビノビと
模造紙いっぱいにお水たっぷりの絵の具ですーーーっと
描いているのを見て、
「私もやりたい・・・」と言った。
その後は、もう自分の世界に入り込んでいっているように
無心にハケを滑らせていた。
心地いいものって言葉で説明しなくても
伝わるんだな~(o^_^o)

誉められるって・・・(o^_^o)
最近、改めて気が付いた事!
「誉められる」って、
やっぱ すっごくうれしい~(o^v^o)v
自分が、誉められるって大人になるとぐ~んと
少なくなるから、そのときの気持ちって
結構、忘れている事に気が付いた。
その「誉められ方」にもよるんだけど・・・。
相手が心から誉めてる時って、こっちにも伝わってくる。
そうするとなんだか、わかんないけど
「よし!がんばろ~」って
エネルギーが沸いてくる!
子供も同じだよな~って思った。
そこで、アトリエで今までは言葉だけで
誉めていたんだけど、スキンシップを取り入れて
誉めた。誉めているうちに、なんだかこっちも
うれしくなってきた・・・。ハハハ
そうしたら、子どもたちの顔つきって変わるんだよな~。
急に、今まで以上にやる気マンマン!
で、どんどん いろんな事にチャレンジし始める。
「誉める」という魔法は、すごいよな~~~~。
もう一つ感じた事。
誉められると、その日一日がとっても
いい気分で終われるから、不思議!( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ