無事に終わって ホッ!(o^_^o)
その日は、春を思わせるようなうららかな陽気!
「いい日だわ~」な~んて悠長に構えている暇もなく
あたふたしながら、朝の早くから準備をしに会場に向かった!
そう!25日は1年に一度のうちのアトリエの大イベント!
(お楽しみアトリエ!)
とは、いってもこじんまりした人数だから、大イベントなんて
大袈裟なもんじゃないんだけど。。。
いつも マンツーマンの私にとったら大イベントみたいなもんだ!
( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
いつもは、一人でアトリエやっている子ばっかりだから
他の子がいるアトリエでは、まあまあ 人が変わったよう!ホホホ
なんだか緊張が伝わってきてしまった。
そこへやってきたSくん!
彼は、軽い発達障害がある子だが、とってもそんな風に見えない
元気いっぱいの子。変な緊張をぱ~っと吹き飛ばしてくれた!
(ん~~~~!助っ人登場!って感じ!y(^ー^)y )
「お菓子の家」作りだから、目の前はお菓子の山!
飾るより 口に入った方が多かったかも???
まあ 何はともあれ無事に修了!
いろんな楽しい「お菓子の家」が出来ました。
はあ~~~。いい疲れだわ~(o^_^o)
画像は、今度UPしよ~♪
ケーキできた(o^_^o)
1年に一度のお楽しみアトリエに参加できない為、
せっかくケーキを作るからと、別な日に一人で作る事になった。
家でつくるなんて事は、殆どできないから
(ママと二人じゃとてもできな~い。。。そうだ)
はりきってやってきた。
ママもアトリエは、極力口出しないようにがんばってくれている。
本物のケーキを作る(生クリームを塗って飾るだけだが・・・)
という事もあって早速、キティーちゃんのエプロンをして
やるきマンマン。
包丁を使って桃をスライスしたり、デコ台にシロップぬったり。
飾るまでには、いろんな事をクリアしていかなければならないが、
一つ一つ自分でやった。
やっとやっと 念願の生クリームの飾り付け!
「好きなように 飾っていいよ~」とママに言われ、早速開始!

色の着いた生クリームをひたすら、絞る、絞る、絞る・・・。
それも真ん中に( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ。
「モンブランみた~い(o^_^o)」
「ほ~んと・・・。真ん中のクリームいっぱいの所は、ママが食べよ」
口金はいろいろ変えたが あまり変化がわからない(笑)
それでも、うれしくて、うれしくて本当に楽しそうに絞っていた。
生クリームを全部絞ったので、あとは、サンタさんや他の飾りを
いっぱい付けた。「これは、パパの・・・」と言いながら、
カラフルきのこをいっぱい付けたり。
最後にカラフルなチョコススプレーをパラパラして完成!

完成の「うれしい踊り?」とやらを見せてくれた。(*^▽^*)。
早速、箱に入れて「ママ 帰ろう~」。
きっと 今日の夕食は、パパとママと一緒のAちゃん手作りケーキで
盛り上がったかな~(o^_^o)
Mちゃんの最後のアトリエ
うちのアトリエに期間限定で通ってきてくれた子がいた。
当時9才のMちゃん。
粘土が大好きで、粘土をいろんな形に変えて
とっても素敵な作品をたくさん作っていく子だった。
Mちゃんの得意なのは、食べ物の作品とたまごっちのキャラクター。
その中でも、「パフェ」は、よく作っていた。
本当においしそうで、完成するたびに拍手していた(*^▽^*)。
そんなMちゃんが、いつもとは全然ちがう雰囲気の作品を作った。
たまごっちのキャラクターでもなく 食べ物でもない。どうも「亀」のよう。
「これは、何?みどり亀?」と聞くと
「違う。海亀」と言った。ミニミニ海亀だ。
「出来た!海亀が卵からかえって 今から海に行く所!」
と言いながらうれしそうに見せてくれた。
そして、アトリエも終わり お母さんがお迎えに来られて、
「あっ。先生。今日でアトリエ終わりなんです。転勤先に行く事に
なりましたので。ありがとうございました(*^▽^*)。」
と、言う事だった。急な事だったので、お別れの言葉も言えずに
終わってしまった。
Mちゃんが、帰った後に残された亀の作品を見て
「じ~ん」と来てしまった。
いつも、アトリエでは、「行きたくないな~(転勤先に)」と言っていた。
「お母さんに 行きたくないと言った事はある?」と聞くと
「ない。」と言っていた。
どうしようもない事だと分かっていても、誰かに言わないと
いられなかったのだろうと思って黙って聞いていた。
最後のこの作品は、
「先生、私 行くからね。がんばるね。(*^▽^*)。」
って言っているようだった。
作品は 本当に心が伝わるな~と・・・思う。
Mちゃんのお父さんの転勤先は、海外だ。
川ではなく、今から海に出て行く亀。
Mちゃんにとって、転勤先は、まさに「海(大海)」。。。
その作品は、いまでもアトリエに大切に飾ってある。

黒い洋服
予想をはるかに超す雪!12月だからとタカをくくっていたら。。。
∑( ̄[] ̄;)!ホエー!!
で、この雪の中をやってきてくれた2才児のAちゃん。
今日も元気にアトリエを楽しんでくれました。
最近まで、自分の色は「黄緑」だと言っていたAちゃん。
Aちゃんは家族の色を自分で決めているのだ。
ママは、ピンクでパパは紫・・・。
で、最近のAちゃん。黒の洋服をママが着ると
「ママ 黒でかわいそ~」
と言うようになったそうだ。
そして、自分は上から下までピンクが着たいと言うようになりました。
と、言う事!
以前にも書いたけど、子どもって色で感情が伝わっちゃううんだな~。
きっと 自分が、そうだからわかるんでしょうね~。
そのAちゃん。アトリエで作る絵の具の色は黄緑・緑・黄色を混ぜたあと
黒を忘れず最後に入れます。出来た色は・・・。(笑)
どんな意味の「黒」かな~(o^_^o)ホホホ
虹の絵
いろんな話をしているうちに 子どもたちがちょっとした心境の変化
(うれしかった時)があると、虹の絵が多いね~という話になった。
そんな話をしているうちに
「虹の絵といえば、私の知り合いの画家さんだけど。。。」
と言って話してくれた。
なんでも、以前は随分暗い感じの絵が多かったそうだ。
色で言えば、スモーキーなブルーと言っていた。
ところが、その画家さんが「恋」をした。
で、めでたく結婚したそうだ。
恋をした頃から絵の中に「虹」が描かれるようになったらしい。
なんでも 色も随分変わってきたそうなのだが、
絵の中に必ず「虹」を描いているという。
画家も子ども達も気分は同じなんだな~。
うちに来ている子どもたちの中で 一番いい虹を描いた子は、
いつもお母さんが弟の方に気持ちがいってしまいがちな子だ。
お母さん自身 それはよくわかっているのだが、どうしても手のかかる弟を
ほって置けないのだ。アトリエに通って半年ほど経ったある日、夏休みに
入るのをきっかけに一緒にやろうと子どもがお母さんをアトリエに誘った。
お母さんは、渋々なようだったが、じゃあと一緒にアトリエに来て
塗り絵を塗っていた。はじめてのお母さんとの一緒のアトリエ。
その日に描いた その子の絵は真ん中に大きく描かれた「虹の絵」。
周りは、いろんな色のフルーツたちがニコニコ笑っているものが
描かれていた。
その子がいつもアトリエで描く絵は、モチーフが一つというのが多い。
周りには 何もなくてなんだか寂しい感じがしていた。
だが、その日に描いた絵はとっても楽しそうな絵だった。
なんだか、うれしくてその絵は今でもアトリエに貼ってある。
とってもほのぼのした あったかい絵だ(o^_^o)v。